「3」には
「創造性」「何かを生み出す」というイメージがあるので、
「3倍する」という行為は、
「もとの数の要素を増幅する」ことにつながる。
たとえば、
「7」には
「飛躍」に加え、キリスト教では
「聖なる数字」というイメージがある。
「神はこの世を6日間かけて作り、
その後に休息された」からだ。
「7×3」で導かれる「21」のカードは、
「愚者の旅」の終着地でもある「世界」。
「限りない創造性」のイメージであり、
すべてを統合した「α(アルファ)であり
Ω(オメガ)である」の寓意も出てくる。
「興味深いのは、
『人間』の寓意である『5』のカードの『×3』、
『15』のカードが『悪魔』であること」
これが何を意味するのか。
「美しきタロットの世界」